Install Shield スクリプト言語 (3) 演算子
(a) コメント
数値を扱うときの演算子は、+、-、*、/、&(AND)、|(OR)、^(XOR)、~(NOT)、<<(左シフト)、>>(右シフト)があります。
論理演算子は、&&でAND、||でOR、!でNOTとなります。
比較演算子としては、C言語と異なり、=で等しいを示し、他に<、>、<=、>=があります。
■ 比較演算子 例
if ( b = c ) then
a=0;
endif;
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注意しなければならないのが、文字列用の演算子で、+は文字列を結合、^でパスとして文字列を結合します。
また、文字列用比較演算子として、%があります。%は、大文字、小文字を区別しません。区別したい場合は、=を用います。
■ 文字列比較の例
if (szString1 = szString2) then
MessageBox(szString,WARNING);
endif;
/*
上記は、Win32 Cで書くと、
if ( 0 == lstrcmp ( szString1, szString2 ) )
{
MessageBox ( NULL, szString, "警告", MB_OK | MB_ICONEXCLAMATION );
}
となります。 */ |
■ 文字列比較の例2
if ( szString1 % szString2 ) then
// szString1とszString2は大文字小文字を区別しないとき等しい。
MessageBox(szString,0);
endif;
/*
上記は、Win32 Cで書くと、
if ( 0 == lstrcmpi ( szString1, szString2 ) )
{
MessageBox ( NULL, szString, "警告", MB_OK );
}
となります。
*/ |
■ 文字連結の例
szStr="123";
szStr2="456";
szA=szStr + szStr2;// szAは"123456"となります。
szB=szStr ^ szStr2;// szBは"123\\456"となります。
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[優先順位の注意点]
文字列は括弧"("")"を使って式の優先順位をつけることはできません。注意してください。
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