Windows XP以降でアプリケーションにThemeを反映させるには(1)
Windows XP以降でアプリケーションにThemeを反映させるには、3通りの方法があります。
(1) manifestファイルを作成し、exeと同一フォルダに配置する。
(2) manifestファイルを作成し、リソースに追加する。
(3) APIによりThemeを反映させる。
上記の中で(1)が一番カンタンです。
方法(2)については、「Windows®XP以降のOSでアプリケーションにThemeを反映させるには(2)」を参照してください。
※ Windows Vistaで権限上昇manifestを適用した場合、(1)の方法ではThemeが反映されなくなります。詳細についてはWindows Vistaの「管理者権限でアプリケーションを動作させるためには - 注意点」を参照してください。
exeファイル名と同じフォルダに、同じファイル名で下記manifestファイルを作成し、配置するだけです。
例えば、C:\sample\sample.exeにThemeを反映させたい場合は、C:\sample\sample.exe.manifest というファイルを作成する必要があります。
manifest ファイルの中身は、UTF-8で保存してください(UTF-8以外でも動きますが、推奨されています)。
manifestファイルの中身は、下記の通りです。
■sample.exe.manifest
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<assembly xmlns="urn:schemas-microsoft-com:asm.v1" manifestVersion="1.0">
<description></description>
<dependency>
<dependentAssembly>
<assemblyIdentity
type="win32"
name="Microsoft.Windows.Common-Controls"
version="6.0.0.0"
processorArchitecture="X86"
publicKeyToken="6595b64144ccf1df"
language="*"
/>
</dependentAssembly>
</dependency>
</assembly> |
※ Themeが反映されるのはオーナードローしていないコントロールだけです。オーナードローしていると、Themeは反映されません。
※ APIによりThemeを反映することもできますが、普通行われていません。
|